メルボルン在住者の個性・多様性
Happy Easter~!
昨日のGood Friday、シティの大型ショッピングコンプレックスも軒並み休業、
けっこう静かでした。
そして今日の街はすごい人でした!
メルボルンという街は、関東育ち、シドニー生活が長い私にとっては
人々の多様性が多くの個性的なビジネスを支えている気がします。
私は本当は一人で開業するつもりは全くなかったのですが、
誰もみつからず、小さなオフィス物件に縁があり、一人で開業することに。
どうなることかと思っていましたが、メルボルン在住の皆様のおかげで
一人でもなんとかやっていけています。
私の個性がメルボルンの皆さんに受け入れられて、とてもうれしいです。
メルボルンはマイクロスモール&スモールビジネスの数も多いし、
人々の嗜好も偏っていない。
(東京やシドニーに住む人々の嗜好はそんなに幅広くないと思います。)
もちろんマーケティングがうまくて、すごく流行るビジネス(特にカフェ)も
あるけれども、誰もが個性を活かし、そこそこビジネスが成り立つ街。
よっぽど腕(味)が悪くない限り、固定のお客さんがつく街。
カフェオーナーやコーヒー通には酷評されるスターバックスでさえも、
シドニーよりたくさんのショップがメルボルンシティ内にあります。
(シドニーシティにはそこらじゅうにあったのにほとんど撤退)
郊外に出ても、シドニーだったら家賃高騰もあるかもしれないけど
二つ先の街の大型ショッピングセンターに押されて、軒並み
For Leaseの看板が立ってさびれてしまった商店街もあるのに、
メルボルン郊外の道路沿いによくある商店街は、どこの街に行っても
それなりにお客さんがいてにぎわっています。
一極集中しないところはメルボルンの人々の多様性を表している
気がします。
そんな中、先日オーストラリア初でメルボルンにオープンしたH&M。
GPOのビルまるごととは思っていませんでしたが、ビルまるごと、
生き返ったような感じです。(以前は上の階に行ったことはなかったです)
ヨーロピアンブランドで単価が安いということでかなり賑わっています。
ヤジウマな私は行列を避けて潜入して、つい買いこんでしまいました(汗)
今後しばらく行くことはないと思います。。。
そしてすぐ近くに建設途中、バブルの象徴のような新コンプレックス、
EMPORIUM。(出店予定店舗をみたらシドニーから進出のお店もちらほら)
部分的に、その地上階に開店したユニクロと、上の階の無印。
ユニクロはオープン初日に行列ができたらしいのですが、
仕事を終えて外に出てみると、H&Mに比べたらまったくといっていいほど、
ユニクロの紙袋を持っている人が少なかったです。
ユニクロも無印もシンプルなところがいいのですが、
個性派の集まるメルボルンにおいて、受け入れられるのかどうか?
特にユニクロはアパレルだけで、しかもH&Mのすぐ近所ですし。
個人的には、こんなに個性的なメルボルンで、
ユニクロが長期的にどうなのか疑問ですけれども。
日本ブランドを見守っていきたいと思います。
多様性のなかにあるメルボルン、そしてそこに住む人々が好きです。
いつもありがとうございます。
Yoshi(よしえ)