ごぶさたしています。
8月は通っている看護ディプロマコース3回目の実習があり、2週ほど実質お休みをいただいています。
(無理のない範囲のみで治療室を開けています)
今回の実習はリハビリ病棟です。
ぶっちゃけヒマです。
たぶんシドニーでは急性期一般病棟で働いていたせいもあるでしょう。
患者さんの急変がほとんどなく、とても落ち着いている環境です。
その分じっくり看護の基本を実践習得できています。
看護とマッサージは切っても切れない関係にあります。
私は鍼灸でご依頼をいただくことがほとんどですが、実は医療マッサージや指圧が得意です。
ご依頼が少ないのがとても残念です。
どうしても鍼灸のほうがお役に立つ度合いが高いため、仕事としてマッサージを依頼されることは少ないんです。
臨床でこの技を活かせないのであれば。
日本からメルボルンにいらした看護師さんや、マッサージを勉強したい方々に20年前から培って気づいて(築いて)きた技を近い将来ワークショップやセミナーなどで指導していきたいなぁと思っています。
受けていただいたらきっと目からウロコ、です。
さて、話変わって看護コースで臨床薬理学を勉強しています。
薬理学は鍼灸学校で勉強しましたが、もう20年前の話で忘れてることが多いので為になります。
改めて勉強してみると、東洋医学陰陽五行が薬理学的にもしっくりくるというか、説明できることに感動しています。
この感動を興味がある人々に伝えたい。
鍼灸が先で看護が後で実践している人は少ないし、さらにその二分野の類似と相違点を語っている人はあまりいないので、そういう視点からも将来情報を発信していけたらいいなぁと思います。
また、シドニーとメルボルンで医療事情が違うことにもまた驚いています。
日本から短期滞在で看護やマッサージを勉強する方にも、二都市の医療の違いを知らずして「オーストラリアの看護」を語ってほしくないなぁと思います。
現場にいると本当に違うなぁと実感しています。
なのでオーストラリアの医療(看護やマッサージ)に興味がある方々に、二都市の医療事情などもお話ししていけたらと思います。
私は大学時代から今までたくさんの仕事を経験しているのですが、そのうちの一つに留学斡旋コンサルタントもあります(日本でですけど)。
その経験も活かして、看護師や鍼灸師、マッサージ師・セラピストさん向けに留学コンサルタント業もしていけたらと思っています。
・・・と鍼灸マッサージの臨床からちょっと離れているので、頭に浮かんできたことをつぶやいてみました。
さて、実習後、また臨床が忙しくなってワークショッププランがポシャるのか、教える方向に移行していくのか。
とても楽しみです。