オーストラリア都市伝説:子どもに留守番させるのは違法?
ここしばらく、学業と仕事と子育てに忙しく過ごしていました。
そしてメルボルンはすっかり、朝晩冷え込むようになりました。
オーストラリア都市伝説、今回は子どもの留守番。
子どもに留守番させると・・・
この写真は大げさですが、違法ということになるんでしょうか?
在住歴が長いと、よく尋ねられることの一つです。
私はどうしてるのか?と。
一般的には、こんな感じでオーストラリア在住日本人に理解されています。
とか、こういったのとか。
オーストラリアには連邦政府もありますが、
州にも政府があり、それぞれ法律が違います。
そこのところをわかっていないと、その州だけの話なのに、
「オーストラリアは」ってくくって話をしがちです。
医療にしても、教育にしてもそうですが、州が違えば法律も違う。
ということを私は常々実感しています。
で、実際のところ、どうなのか?
弁護士さんのコメント(一般論)が信用できるかと思います。
ちなみに、回答なさってる山本先生には、シドニーでお世話になりました。
最近メルボルンにも進出なさって、頼もしいです。
この勘違いはオージーにもあり、留守番に限らず、
子どもが通学したり、電車やバスに乗ったりする時にも関係してきます。
子どもの一人乗車を拒否するバスドライバーもいますし、
子どもが一人で街を歩いているのを、通報する人もいます。
(車に一人で残すことを禁止する市レベルの条例があったり、
物議を醸し出してます)
一方で、日本のように小学1、2年の子どもを
一人で歩いて通学させる家庭も、
我が家の周りにはちらほらいます。(そういう地域です。)
子どもの自立度にもよりますし、親が責任持てるなら、
というところですよね。
オーストラリアには(あるいはビクトリア州は)、
全ての大人には子どもを保護する義務があり、
子どもが虐待されているのを目撃したら、通報する義務があります。
ですから、子どもに一人で何かをさせる場合、親として、
見知らぬ人の誤解を受けないようにしないといけません。
というわけで、巷では違法と誤解されることが多いですが、
子どもに留守番させても違法ということはありません。
私自身、子どもたちの状況に合わせて、危険がないと
判断した場合には一人で行動させています。
我が家の場合どうしてるかというと、小学6年生の次男、
最近一人で徒歩通学するようになりました。
まだ一人で出かけたことはないです。
ハイスクールに入ったら一人で通学、というのが
一般的なオージーっ子の自立の道かもしれません。