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オーストラリアのクライミング事情2018

今日は予報通りの強風。

でも冬なのに、なぜか生暖かい風が吹いてました。

 

今日はオーストラリアのスポーツクライミング事情について。

 

スポーツクライミング2020年東京オリンピックから公式種目になります。

 

日本語で「クライミング」とググると、

なぜかキーワードが「ボルダリング」に切り替わります。

 

スポーツクライミングは3種類あります。

ボルダリング

リードクライミング

スピードクライミング

 

日本のボルダリングジムの多さといったら、半端ないです。

私の埼玉の田舎の実家や生家の周りにもそれぞれ2、3軒あるんです。

 

オーストラリアでは以前からアウトドアのロッククライミングは盛んでした。

世界的にも有名なのが、ここビクトリア州のMt Arapiles。

Rock Climbing at Mt Arapiles, Natimuk, Victoria, Australia

数々のクライマーが登りに来ています。

 

でもインドアジムは本当に数が限られてます。

ボルダリングは半径20キロに1軒あるかないか。

トップロープ&リードクライミングはもっと少ないかも。

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マップの印には子ども向けのプレイセンターも含まれてます。

もともと木登り大好きな子が多いオーストラリアですが、スポーツクライミングがオリンピック種目になって、少しずつインドアでもクライミングする子どもの参加数が増えています。

マップにマークされたジムの半分以上は、クライミングジム兼子どもの誕生日パーティの会場としても営業してます。そこで楽しんで、じゃぁ週1回グループトレーニングを受けてみようか、という流れです。

 

日本に比べてボルダリングジムのジムポリシーは緩いです。

日本のボルダリングジムって「土足厳禁」厳しいですよね。

オーストラリアではもちろん土足が基本。

そして土足のところに裸足の人も、靴下の人も当たり前。

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このジムは比較的広く、ゆったりしてます。

シティ(メルボルン市内)の端にあるジムHardrock Climbingはビルの一角に。

狭くてゴミゴミしてます。子ども自体ほとんどいないかな。

 

写真のジムは、オートビレイが8台もあり、下でロープを掴んで安全確保するビレイヤーが不要。トップロープも数が多くて充実してます。

リードクライミングももちろんできますし、スピードクライミング壁があるので州大会や全国大会の会場になったりします。

 

オーストラリアのスポーツクライミング競技人口は、よく言えば少数精鋭。

 

オーストラリアというのは面白い国で、競技人口が少なくてもこの国でエリートは世界でもエリートということが多々あります。

 

現在オーストラリア代表として東京オリンピックでの活躍が期待されてる注目クライマーは、オシーことOceana MacKenzie

www.verticallifemag.com.au

うちの息子たちと所属ジムは違うけど同じビクトリア州で、彼女のママが州のユースチームを盛り上げていこうとリーダーシップを取っていて、私も微力ながら手伝わせてもらってます。

 

そして上記サイトの右に出てくるAngieは、白石阿島ちゃん同様、The North Faceのスポンサーを持ってて、アウトドアクライミングではオーストラリアトップレベル。

 

男子の方は同じくビクトリア州のイケメン、Ned Middlehurstがオリンピック強化選手。

corporate.olympics.com.au

 

OceaとNedは所属ジムが一緒で、将来がとっても楽しみな二人です。

 

オーストラリアのクライミング事情については、定期的にアップしていこうと思います。