シドニーVSメルボルン 和食レストランを考える
この週末はシドニーに行ってきます。
3ヶ月ぶり!
私はシドニー・ノースに住んでいたので、お鮨も和食もよりどりみどりでした。
しかもリーズナブルなお値段で、美味しい和食がたんまり食べれました。
それはなぜかというと、シドニーには自分でお店を経営しているシェフ・板前さんが多いから、そしてチェーン展開してる日系会社が多いからだと思います。
そしてシティのほか、日本人が多いノースに集まる傾向もあります。
すると、鮨と鮨など直接競合しないにしても、日本人としてはどこに行くか迷うほど。
メルボルンの場合、シェフの名前をレストラン名にしていても、実はレストランの主な経営者はオージーや中国人だったりします。
しかも、シェフがオーナーではないので、儲け目線で値段設定が高額。
(シェフがオーナーだと経営視線に欠ける傾向があるので、場所選びに失敗したり、安易に値段を下げたり、閉店を余儀なくされたり。。。)
メルボルンの場合、永住日本人は郊外に散らばって住んでいるので、レストラン経営サイドには相手にされない。
(日系企業の駐在員も減ってるし・・・)
すると結局ターゲットは日本人じゃなくて中国人や和食が好きなオージーなので、日本人なら「は?」って思うものでも有り難がる。
メルボルンの商業物件、値上がりしてきてるけど、まだ家賃は安い。
安いうちに、板前さんにはメルボルンに引越してきて自分のお店を開店してほしいな〜
ちょっと郊外に出ると、幹線生活道路沿いの古い商店街がどんどん取り壊され、そこかしこに集合住宅が建設ラッシュ。
でも新築物件なので家賃が強気で、集合住宅の地階店舗はどこもガラガラ。
そういえば、シドニーからきた「まっぺんらーめん」(シティBourke St沿い)が閉店して、「うどん居酒屋前田屋」になってました。
「まっぺんらーめん」、らーめんの「福岡元助」(いまだに中国人が行列中)と「うどんやさん」の近くにぶつけて、狙ったんだと思うけど、中国人を動かせなかったのが敗因かも。
ちなみに並びにオープンした、同じくシドニーのお店。
オープン当初のお客は中国人ばかりでした。
さて、うどん居酒屋前田屋、どうでしょう?オーナーは前田さんですね。
あとは高級Kaiseki(あえてローマ字) Ishizaki が同じくBourke Stにできたけど、たぶん板前さんはオーナーではないような(少なくとも一人ではないと思う)。
なんだかんだ、やっぱりシドニーに行ったら和食。
週末の貴重な夕食は友人宅でいただく予定なので、ランチ巡りかな。
すごく楽しみです。
大学近くの麺カフェに、書の掛け軸が飾ってあったのでパチリ。