AUSの大学&院の最大のメリットは
Yoshiです。
今週は大学が休みなのですが、大切な一週間でもあります。
それはなぜかというと、Census Date があるからです。
日本の大学・院なら、入学時に普通に入学金と1年分の学費を払います。
AUSの場合、入学金というものは存在せず。
学費は正規料金で前払いが原則のFull fee(1科目3000ドル、1学期で4科目がフルタイム扱い)、自己負担減でも永住者は前払いのCommonwealth Supported Place (CSP連邦政府補助付)、出世払いのHECS loan(高等教育ローン)によって異なります。
職業修士コースに通う永住者の場合、コースによってFull Feeか、CSPになります。
通訳翻訳の1年のGraduate DiplomaコースはFull Fee、2年の修士コースはCSP。
1年分の学費と2年分の学費がほぼ同じ計算です。
それなら修士を目指そうか、ということで私は修士コースにいます。
私はCSPなので、自己負担額を半年ごとに払います。
受講する科目は必修もあったり、選択もあったりして、その学期のはじめにEnrolment(受講)の手続きを済ませ、授業料を払います。ローンの人は授業料を政府に肩代わりしてもらい、年収が政府規定の低所得者レベルより上になると出世払いがスタートします。
お金を払って、授業が始まって、でも授業が思ったのと違うとか、難しすぎるとかといったことで、やっぱりこの科目は辞めたい、となった場合。
お金は全額返金され、成績はつかず、その科目を取らなかったことにできます。
Census Dateというのは、その科目を取らなかったことにできる最後の日。
それまでにその科目を続けるか、辞めるか、決めます。
私はかつて別の大学で、Census Dateを超えて、でもどうしてもその科目を続けることが精神的に苦痛になって、辞めたことがあります。
そうするとF(落第)の成績はつかないけど(違う成績がつく)、返金されません。
で、そのCensus Dateが明日31日。
いろいろ考えて、ボーダーセキュリティと必修の1科目を辞めてパートタイム扱いに。
RMITではボーダーセキュリティなど他学部Justice系科目を取ることが、法廷専門通訳の必修になっている。
でも少し勉強して(課題も一つこなした)、この科目をとることは法廷専門通訳に必要なのか?疑問に感じてきました。(これは医療専門通訳も同様)
それと、必修の科目も明らかに言語学で、日本語がわからない先生に日本語の構造を説明しても理解されるわけがない。
で、今学期は通訳演習のほうに集中したいと思い、必修1科目も辞めました。
今となっては選んだ科目を辞めれるだけで追加はもうできないので、この2科目の穴埋めは来年後期に持ち越し。
毎年7〜9月は私の人生の転換期というか、誕生日も関係してるかもしれないけど、我ながらいつもおもしろい展開になります。
また違った方向に進んでいくかもしれません。
追伸
大学構内や図書館には誰でも出入りできます。いつもすごい人混みで疲れる。と思ったら、RMITの学生以外もたくさん混ざっているみたいです。ホームレスのおじさんがいるときもあるし。。。