三日月の形をした木!
カテゴリ:メルボルン
オーストラリア(多分ヨーロピアン)の庭園とか剪定に違和感を感じる日本人は私だけでしょうか?
チームラボの猪子さんの話を聞いて、すごく腑に落ちました。
西洋的な観点と昔の日本人の観点が違う。
他にもリチャード・E・ニスベットの『木を見る西洋人、森を見る東洋人』にもあるけれど、見ているものが違うらしい。
東洋人(日本人)は一点を見ずに全体をみて造形するから、ある一地点でなく、全体で一つをあらわす。
西洋的に造形をすると、こうなっちゃうんだろうなぁ〜
電線を避けるために剪定され、Y字になってしまった街路樹。
(オーストラリアでよくある風景)
これはユーカリの中でもアイアンバークという種類。
Y字になって道路側のほうに伸びるので、倒れてしまうんじゃないかと心配になる。
今までY字はたくさんみてきたけれど、最近初めて三日月になっているのを見ました(というか、今まで通ったことがある道なのに気づかなかった)。
車の中からなのでミラーが写ってます(次男撮影)
これも電線を避けるために剪定されたのは間違いない。
けれど、電線を通り越えてまた上に戻っているのが興味深い。
木が自然に伸びたのかなぁ。
今までY字になってしまった木に出会うと本当にがっくりというか、かわいそうでした。
でもこの三日月みたいに育った木を見て、少しほっこりした気分になりました。