アシスタントナース業務のほとんどは介護ヘルパー
花粉症でも、白い目に晒されずにマスク着用ができるようになったオーストラリア。
2022年10月某日、アシスタントナースを目指す看護師さんとのやりとりで、
はてなブログを書いていたことを思い出しました。
大手留学エージェントのセールストークに騙されないでください。
私が取得したAINアシスタントナース資格:
Certificate III in Health Services Assistance (Acute Care)
これは病院の急性期病棟で働くことができる資格です。ただし、ワーホリの方々はこの資格をお持ちでも、病院の急性期病棟で働くことはほぼ不可能かと思いますので、この資格が「就職につながる」ということで入学を勧めるエージェントにはお気をつけください。
「病院で実習できるならこのコースに入学したい」と思われるかもしれません。
でも、実習先は、運が良ければ私立病院(リハビリ専門)とナーシングホーム高齢者施設(自分で実習先を探す)、運が悪ければ高齢者施設2か所です。
実習でも急性期病棟を経験するチャンスがないかもしれないです。
Certificate III in Individual Support (Ageing) (Home and Community) (Disability)
これは、高齢者や障がいを持つ人々を介護する資格です。
英語のNursingには、看護と介護の意味があります。
こちらの資格は、アシスタントナースと言っても日本の介護ヘルパーにあたります。
コースコードもHLT医療系でなく、CHC福祉系です。
実は、高額の学費を払って介護資格を取得しなくても、介護の仕事に就くことはできます(しかも一番大変な排尿・排便介助などなし!職種名を知りたい方はご連絡ください)。
なので、ワーホリ看護師さんにはエージェントにお金を払う前に、オーストラリアで何がしたいのか、自問していただきたい。
「医療」を通じて英語で(オーストラリアの人々と)働きたいというのであれば、オーストラリアの医療系資格を取る必要があります(Diploma of NursingなどHLTで始まるコースコードの資格、あるいはBachelor of Nursingなど)。
「福祉」を通じて、であれば、CHCで始まるコースコードの資格(Cert III in Individual Support、Childcareなど)を取り、ナーシングホームに就職したり、人材派遣に登録したりして働く。
英語に自信がないけれど、医療に近い分野でオーストラリアの人々と働きたいというのであれば、私の手前味噌ですが、日本式マッサージ民間資格がおすすめです(実績あり)。
私の一押しだった、メルボルンランゲージセンターの看護留学プログラム(語学研修に加えてさまざまな医療機関や施設での研修含む)ですが、2022年10月現在、コロナ禍で再開されていません。
ご連絡は ahappiermedium@gmail.com まで