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メルボルン発、関連する複数の仕事や勉強、ボランティア活動、子育て=パラレルキャリアの日々をつづります。

スピリティズム?スピリチュアリズム?

 2、3年前に買って、ずっと本棚にしまってあった本があります。死んだらどうなるか、霊の話(『天国と地獄』)です。それがとうとう、つい最近読む時が来まして、2冊読み終えました。私のブクログにアップしてあります。(この画面右下です)

スピリティズム、本の中では霊実在主義とか霊実在論と訳されていますが、霊的真理がテーマの古典です。広義にいうとスピリチュアリズムのカテゴリーに入ります。著者アラン・カルデックはフランス人で、当時の時代の流れからかキリスト教を意識して書いています。彼自身は霊感はなく、霊媒ではありません。この世の中には霊界からのメッセージを受けとる能力がある人もいますが、正直言ってそのメッセージが高級霊(高い霊性をもつ霊)からのものなのか、はたまたいたずら低級霊からのものなのか、感じない見えない凡人の私たちにとっては確かめることはできません。しかし、カルデックの所属した協会では霊からのメッセージの裏付けをとっていて、高級霊から発信された信頼のおけるものだと言え、信じ、実践すべき霊的真理を伝えてくれています。

彼はイエスの教えと宗教としてのキリスト教を分けています。(いかんせん、カソリックプロテスタントも諸々の新興キリスト教も、その時代の為政者・権力者は都合のいいように聖書をゆがめてきました。ただ、できるだけゆがめられないようにイエスは比喩表現にとどめ、そのままのことばが残されるようにしたのでしょう・・・。)この本を読んで、聖書(イエスのことば)の理解がかなり進みました。そしてその本質は、ブッダの教えとほぼ同じということにも気づきました。(ブッダは死後の世界のことはほとんど語らなかったそうですが、知っていたはずで、だから慈悲の心をもって今ここを大切に生きるよう説いたのだと思います。つまりはそれが霊的真理なのでしょう。

ちまたのスピリチュアリズムに疑問を感じて10年ほど遠ざかっていた私ですが、彼が書いた他の本(『霊の書』『霊媒の書』『スピリティズムによる福音』など)も読もうと思います。