オーストラリアの通常医療・代替医療・看護・介護について+趣味

メルボルン発、仕事や勉強、ボランティア活動、クライミングと子育てブログ

初めての大作(書道)

週末のパラレルキャリア:書道

 

この日曜は、ほぼ家に引きこもって書道の作品をつくってました。

(お手本をいただいてるので「書いていた」、と言うべきか。)

 

今まで3年ほどボランティアで書道に携わってきましたが、所属する書道会の4月の昇段試験で、一応教室を開ける資格をいただきました!

 

簡単な書道歴

小学校3年生になると小学校で書き初めが始まりますね。

それで近所の年上の幼馴染が通っていた書道教室に通うことになりました。

当時入っていたのが青硯書道会でした。

同じ年の子のおじいちゃんが開いている教室に週2回通っていました。

 

書道自体は中学進学でやめましたが、私の中で書道だけが、得意で(中学でも書き初めではいつも賞をいただいてました)、かつ、好きなことでした。

神様からいただいた才能はあっても、それが自分が好きかどうかというと別問題です。

 

中学の部活(陸上競技)で色々あり、中3で全国レベルの記録を出してしまったため、高校でも陸上競技をすることに。。。

 

母校は今となっては進学校みたいになってますが、当時、勉強は好きじゃないけど運動は得意という子がたくさんいました。

 

そんな高校なので、難しいことは勉強しませんでした。

家庭科、華道、書道などのアート系の授業が多かったです。

 

その時の書道&国語の先生が強烈で(あまり好きでなく)、その先生の板書の文字(癖字)が王羲之の蘭亭序と同じ!

 

学校で表彰される(全国大会で優勝すると表彰される)賞状も、彼の文字!

 

彼の文字を授業で書かされていたという印象。

当時は彼が王羲之の真似をしていたとは知らないわけで、受け入れられなくて。。。

 

楽しいはずの書道がトラウマになりました。

 

それでも10年くらい前でしょうか、また書道したいな〜って思って書道に触れ始めました。

 

近所では有名な先生の教室に通っていましたが、じゃぁ今日はこれ書きましょう、みたいなのの積み重ねよりは、毎月作品を書き上げて提出する方がいいなぁと。

(締切があると奇跡が起きてうまくいくことが多いので)

 

それで子どもの頃通ってた書道会、まだあるかなぁ(って失礼ですね)ってネットで調べたら、、、ウェブサイトがあったんです。

 

それ以来、また青硯書道会にお世話になっています。

 

日展など実力はすごいのに気さくな理事長のおかげで、海外在住、かつパラレルキャリアの私(書道を始めてから看護を始め、いくつ学校・コースに通ったことか)が書道を続けてられてます。ありがたいことです。

 

今年、青硯展30回ということで、私のこのレベルでどうよ?って感じはしましたが、盛り上げる意味で出品させていただくことになりました。

 

先生にお手本をいただいたところ、なんと2尺X8尺の紙に北魏的な楷書38文字!

北魏的な楷書:楷書のスタイルの中でも「理知的な峻厳さ」樽本樹邨先生

樽本樹邨「張猛龍碑」芸術新聞社/一から始める楷書/書道 - YouTube

 

 

こんなにたくさんの文字、気合いが必要な書を私は書けるのだろうか?

 

と思っていましたが、慣れというのは恐ろしいもので。

 

麻痺した感じ。

 

慣れてきたら、38文字、しかも楷書なのにあっという間に書ける!!

 

紙が大きすぎて(家の中が狭すぎて笑)、写真を撮るのに一苦労。

天井から吊るしてました。(写真は清書1枚目。夏が右に寄りすぎ等等、NG)

 

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清書1枚目

 

結局集中力の限界がくる前に仕上げた、別の作品を提出しました。

 

日曜日ずっと書いていたわけでなく。

青硯展に出す人いないかなぁとグーグルしたところ、師範の方のブログを発見!

筆耕房☆楷書の書き方

筆耕の講座をなさっていて、文字が美しすぎる!

 

早速メールさせていただき、青硯展の懇親会でお会いすることになりました。

すごく楽しみです。