不公平なルートセット@オーストラリア
今日はブリスベン(正確な発音はブリズベン)の
某ジムでコンペがありました。
日本人クライマーYも招待選手として出場してました。
コンペっぽくないシャツでいい味出してた・笑
決勝3つ目の課題は、明らかに背が高いクライマーに有利でした。
6人のうち、4人がトップ取れてるのに、小柄なYはゾーンにも届かず、ですよ。
日本とか国際大会なら有り得ないルートセット。
でもまぁ有り得ると思ってて本当に起きたって感じで、怒りというか呆れる。
こんなに国際化が進んでるオーストラリアでも、いまだにオージー=白人優先。
うちの次男も小柄でアジア顔。
だからか、実力あっても無視されてきました。
彼より明らかに登れてない子がナショナルレベルのコーチにスカウトされてたり。
もちろん、友達とか親のレベルでは差別されてないです。
次男本人も自分は自分と思ってる。(日本人とかオージーとかとは思ってない)
でも、コーチは日本人クライマーは強すぎてムカつくんでしょう。
差別はさりげなく存在し、根強いと実感します。
それでも私は次男が文句なくオージー代表になるようサポートしていきます。
私が受けてきた、オージーのさりげない差別。
たぶん旅行者とか、ワーホリ、駐在とかの短期滞在の人にはわからないことです。
生まれた国へ帰れ、って言われるのはよくある人種差別です。
私はいいけど、次男はこの国で生まれている。どこへ帰れと?
とにかく実力で差別に勝つしかない。
差別との戦い。