RMITx通訳x看護介護x鍼灸x書道x特殊子育てxオーストラリア

メルボルン発、関連する複数の仕事や勉強、ボランティア活動、子育て=パラレルキャリアの日々をつづります。

子どもの日本語教育は遅い方が良い理由

子どもが小さい頃は、オーストラリアで日本語教育

どうしようって悩みますよね。

 

オーストラリアに住むということは、英語環境で暮らすこと。

 

我が家もそうですが、たくさんの日系家族の12年以上を追ってみると・・・

 (以下の子どもたちの平均年齢は12歳以上)

 

我が家は家庭内は日本語、たまに英語。兄弟同士は英語で話します。

=日本語会話はネイティブでも制限あり。読み書きは日本の小学生以下レベル。

 

友人家族(全員日本人)は、家の中は会話もテレビも完全に日本語。

子どもたちは学校では英語。子どもたち同士は英語。

=日本語会話ネイティブなだけでなく、読み書きも日本の学年相当!

 

同じ家族構成で、子どもたち同士も日本語という家庭も。

=日本語会話ネイティブ、読みはテレビで、書きが苦手。

 

知人家族は全員日本人。それでもお父さんは英語、お母さんは日本語。

子どもたちは学校で英語、家庭では母から日本語、返事は英語で。

=日本語の聞きはできるが、会話はできない。読み書きは日本の小学生以下レベル。

 

友人家族(父オージー、母日本人)でもオージーお父さんが日本語ペラペラで、家庭内は日本語。子どもたちは学校では英語。子どもたち同士も英語。

=日本語会話ネイティブ。読み書きは日本の小学生以下レベル。

 

友人家族(父オージー、母日本人)でもオージーお父さんが日本語ペラペラで、家庭内は日本語。子どもたちは学校でも日本語。子どもたち同士は英語。

=日本語会話ネイティブ、読み書きも日本の学年相当レベル。

 

でもまぁ上記のような例はあまりいないかもしれません。

 

典型的な家族は、片親オージー、片親日本人で、家庭内は英語、子どもたちは学校で英語、子どもたち同士ももちろん英語。

 

 

 

子どもたちが会話も読み書きもできるバイリンガルになるには、日本語ネイティブの親のサポートが必要かもしれません。

 

それで「子どもが小さいうちから日本語教育!」と思いがち。

 

どの家庭も、子どもたちが小さいうちは日本語を学ばせようとします。

 

でも、途中でやめる家庭をたくさんみてきました。

 

というか我が家も、長男は未就学時代に永住家庭向けのゆるい土曜校に行っていましたが、日本人環境(集団を乱さないことを良しとする)になじめずにやめました。

 

日本語が嫌になったというよりも、学校が嫌で通うのをやめたパターンです。

 

あるいは、土曜日のスポーツで土曜校に通えなくなる家庭も多いです。

 

一方で、日本と同じ教科書を使う土曜校に9年生まで通い続けて、語彙も豊富、敬語も使える、漢字も読み書きできるティーネイジャー以上の子どもたちもいます。

 

我が家の場合は、10年生の長男がフランス語に余裕が出てきたので、日本語も本格的にVSLで勉強することになりました。彼の意志で。

 Victorian School of Languageビクトリア スクール オブ ランゲージ:

Vic州による多言語教育で、通学制、通信制があり、通学は公立小・中学校の校舎を借りて土曜日に行われることが多い。年額たったの75ドル。小学生から学べる言語と、7年生からの言語がある。

 

そして私の意志、彼を助けるという決意でもあります。

 

日本語を勉強していると、いちいち質問してくるんです。

これで合ってるの?これはなんで間違ってるの?

(私の言葉がうつってるので、文末に「の」をよく使う・・・まずいかな?)

 

でも私は言語学日本語教育のプロじゃないから説明できない。

 

それでも本人がやる気になってるので、彼が私に質問してきたら付き合ってます。

 

日本の小学1年生の漢字から勉強するのは、プライド的に傷つきやすいので、間違いを指摘するにも気を遣います。

 

 

それにしても、話す言葉ってその人を表すなぁと思います。

 

私の周りの日本語が話せる子ども&ティーネイジャーたちは、オーストラリアで英語で育っても日本人の心を持っていて礼儀正しいです。

 

逆に親が日本人でも、日本語が話せない子どもたちのアイデンティティは、確実にオージーな感じ。

 

我が家の場合、日本語で話しかけられたり、日本人には反射的に日本語で話すので、まだ少し日本人的なところがあるみたいです。

 

 

大学生や20代で日本語を勉強したオージーで、日本語ペラペラになる人だっている。

 

日本に数年住んでも、全然日本語が上達しない(学ぼうとしない)オージーだっている。

 

要はその子のやる気。

 

子どもたち自身が、日本語もできるようになりたいって強く思ったら、親はしっかりサポートする。

 

ハイスクール生になって日本語をやる気になった時を逃さない。

 

そのあとギャップイヤーや交換留学で1年でも日本に住めば、ぐーんと日本語(表現や漢字)を吸収して、読み書きもできるようになる。(本人が日本語を学びたければ)

 

 

そして時代も便利になりましたね。

 

先日、毎日小学生新聞デジタル版を購読することにしました。

 

日本の政治、経済、文化もわかるし、漢字にふりがなが振ってあるので最高!

(漢字の読みをいちいち私に訊いてこないから私もストレスフリー)

 

 漢字の読みがわかれば、彼は一人でネットで意味を調べられます。

 

 

ちなみに今、次男は7年生先取りで、学年を落としてる長男と同じクラスにいます。

 

私が知るどこの家庭も、二番目以降の子の日本語できる率は低いですね。

 

でも長男の影響もあり、次男も密かに一人で宿題をこなしてるみたいです。

 

他の目的もあって、ハイスクールのどこか1年くらい、日本に住もうか、って次男と話しています。

 

 

子どもの日本語教育はハイスクールからが良い理由

(日本語学習が好きな小学生を除く)

 

  1. 小さい頃に始めると、親の希望が子どもに重荷になる→良い子をさせ続けると10代で反発
  2. 小学生で本人の意志がないのに日本語を学ばせる→反発で日本語を使わなくなる
  3. 小学生時代、毎週土曜日を自由にスポーツなどに使える
  4. 本人の意志でハイスクールで学び始めると、自立を育み、学びが早い
  5. ハイスクールから一気に勉強するので、普段使わない漢字を小学生で学ぶより定着がいい
  6. 7年以上経てば、学習環境がもっと便利になる

 

日本語教科書 今時の動詞の基本形は、〜です、〜ます調

f:id:ahappiermedium:20180905212417j:plain