全国初、VIC州政府キャンペーン:自閉症の人々に実際にどう対応したらいいか
スペシャルキッズの子育てをしている、Yoshiです。
オーストラリアでは10人に1人は自閉症(ASD)と診断され、未診断の人もかなりいると見られています。
自閉症は幅広く、スペクトラムと言われ、社会には知的障害はない(むしろ勉強はすごくできるアスペルガー:医学診断はなくなりましたが、一般には今もアスぺルガーとして知られる)の人々もいます。
ASDの社会認知率はかなり高くなり、今は98%のオーストラリア居住者がASDについて知っている。
しかし、たったの29%しか、ASDを持つ人々にどう対応していいか知らない、というリサーチ結果。
特に、ASDの子を持つ親や保護者、ASDの中でもアスペルガーの人々は、色々な困難を抱えながら、一般社会に混じって生活しています。
私は去年、人々の行動変容を促すことでメンタル含め健康の改善を目指す、Health Communicationという科目を専攻したんですが。
このキャンペーンも、まさにそれ!
ASDの人々に対して、コミュニティ・個人レベルで行動変容を起こし、ASDの人々の理解・受容共生を促すためのメディア・キャンペーンを、ビクトリア州がAUSで初めて実施。
具体的にはこちらのサイトにある動画を見てください。
テレビで見たことがある人もいるかもしれません。
私は普段テレビを見ないのですが、昨日テレビを見ていて初めて知りました。
見ていたら、なぜか泣けた。。。
動画には、ASDの人々やASD児の親に対して、今までの無自覚な(不適切な、見下した)対応 → rewind(巻き戻し)→ 適切な対応 が示されています。
これらの動画を多くの人に見てもらって、ASDの人々やASD児を持つ親の苦悩を理解し、助けてもらいたいと切に思います。
ぜひこちらもクリックしていただけると嬉しいです。