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社会人のための大学院がいまや留学生向け

カテゴリー:大学院

 

オーストラリアの大学院は、主にキャリアアップしたい社会人向けでした。

 

過去形なのは、今はパートタイムで通うローカルの社会人よりも留学生が増えて大学院が変わってしまったからです。

 

もちろん今でも社会人がキャリアアップのために大学院(論文修士でなくコースワーク修士コース)に通っています。

 

私は20年前に留学生として大学院に通っていました。

 

当時、留学してから初めて知った驚愕の事実。

 

大学院1学期で取る4科目のうち、3科目は「授業がない」。

 

授業がないという意味は、単位を取得するために学期末に5000文字の論文を提出するだけとか、先生と1学期中に3回くらい面談をして進捗状況を話して、最後に試験とか。

 

オージーと一緒に勉強できると思って入学したのに、しかも高い学費を払ったのに、授業がないってどういうこと?って大きな憤りとガッカリを経験しました。

 

唯一授業があったのは量的研究法の科目で、それはローカルの社会人学生と一緒でかなり英語に苦労しながらミニ調査をしたりして楽しかったです。

 

でも最初に受けたショックが大きくて勉強する気を失くし、結局2科目は勉強するのをやめました。(つまり中退です。)

 

留学生にとっては、高い学費を払うので授業を受けたいと思う。

時間はたっぷりあるし。

 

でも社会人学生にとっては、授業はなくて論文だけで単位と学位がもらえるほうがありがたい。

 

今の私、留学生ではなく、後者の社会人学生。

 

なので心境的には授業はないほうがありがたいのですが、なんとこのご時世。

 

大学は留学生が半数を占めている。

 

今時の大学院はコースワークなのに授業がてんこ盛り。

 

どの科目も点数がつく課題が毎週ある!!

 

留学生の私なら喜ぶところですが、社会人の私は泣きが入りかけてます。

 

相方の友人で大学院に通っているオージー(社会人)がいるのですが、

グループワークがあり、グループメンバーのほとんどが留学生だそうで。

 

先生から留学生の英語をみてあげて、と言われたそうです。

 

私は他学部の科目を取っていて、専門外というのもかなり厳しい。

 

ちょっと気を引き締めていきます。

 

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写真は文具系セレクトショップで見つけた言語学習トランプ。

いろんな英語圏スラングや、日本語も。