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メルボルン発、関連する複数の仕事や勉強、ボランティア活動、子育て=パラレルキャリアの日々をつづります。

マクロビオティックと中庸

 一般的にマクロビオティック(以下マクロビ)は桜沢如一氏が考案した、「独自の陰陽論を元に食材や調理法のバランスを考える食事法」(ウィキペディア)と言われています。


私自身鍼灸の道に進んだばかりの頃、東洋医学がベースのマクロビに興味をもって実践したのですが、中庸の食物とされ、マクロビの中心となる玄米ご飯が、私には合いませんでした。調理法を変えて何度も試しましたが、そのたびにお通じがよくなるのと逆に詰まってしまって大変でした(汚い話ですみません)。


そして、マクロビ実践者の方には申し訳ないのですが、玄米食は本当に体に良いのだろうか?と疑問をもつようになりました。


中庸を行く=この相対的世界に於いて物事を正しく判断するためには、まずは相反する事柄を知る必要がありますので、反対意見を並べてみます。


例えば玄米食


マクロビでは玄米食が中心ですが、玄米を食べないお米屋さんのホームページもあります。
本当にこのサイトの話が正しいかどうかは私にはわかりませんが、こういう話もあるということで載せます。食べても安全・安心な玄米を作るには非常に手間がかかるので、採算が取れないから農家は作らない、米屋は売らないのかもしれません。玄米はちゃんと炊けば、決してまずいものではなく、もちもちしておいしいものですから(なのに私の体を不調にするのはとても残念)。


オーストラリアでは日本の基準以上の農薬を使っているという話をきいたことがあります。この国で玄米を食べるならオーガニック栽培をおすすめしたいのですが、オーガニック栽培の玄米、そして野菜にもまた、人間に困った側面があります。虫(敵)から身を守るために(農薬での栽培野菜よりも)強いアクを持っていると考えられます。体によかれと思ってオーガニックを食べているのに、そのアクが逆に体を傷つけることにもなりかねません。。。




でも、マクロビの理論はよくわかります。


食事と体のバランスを取ることを考える場合、その体の状態に、その食物が、そしてその調理法が合っているかどうかが大切なのではないでしょうか?(特に玄米は正しく炊いておいしく食べないなら、むしろ体に悪いと私は思っています。)


私は最初にマクロビを始めた桜沢氏に興味があり、『東洋医学の哲学』など何冊か読んでいます。現在マクロビといえばアメリカでマクロビを広めた久司氏が有名ですが、奥様が癌によって78歳で亡くなられ、久司氏も癌を患ったそうです。マクロビを実践していたから癌になったのか、実はマクロビを実践していなかったから癌になったのか、真相はわかりません。


隠された事実があるにしても、せっかくの健康・長寿のためのマクロビであるならば、なぜ癌に?
私が玄米食に適していなかったように、もしかしたら夫人の体も玄米食(マクロビ)に適していなかったのかもしれません。


体は一日のうちでも、一ヶ月でも、心理状況(ストレス)によっても変化しますし、特に季節が運ぶエネルギーによっても影響を受けます。


マクロビを始めて、健康感を実感なさっていればいいのですが、もしも私のように「あれ?変だな」ということがあれば、ぜひ一度私の鍼灸治療を受けてみてください。(宣伝みたいになってしまってすみません)まずはご自身のお体がどんなエネルギーを欲しているか、東洋医学的にどんな食品、食事がご自身に適しているかをお知らせします。そして鍼灸治療でエネルギーのバランスを整えます。一度の治療ではなかなかバランスが取れた状態を維持できませんので、あとは鍼灸治療を受けずともご自宅で「あなたにとっての中庸」(バランスの取れた状態)を目指したお食事をとられたらよいと思います。


せっかく中庸を目指すマクロビですから、ご自身の体の声をききながら、ほどほどに実践していただきたいです。そのお役に立てましたら幸いです。