RMIT(大学)の特徴 デュアルセクターとは
RMITという、メルボルン市内の北に位置する大学に、私は在籍しています。
日本語で言うと、ロイヤルメルボルン工科大学です。
王立メルボルン工科大学とは読みませんし、他州のUTSやQUTのようにUniversityに当たる言葉がないです。
Institute が Universityにあたる感じですが、RMIT Universityと呼んだりします。
なぜか?
RMITはいろいろな分野の単科大学(Institute, College)の統合によって、Universityになりました。
オーストラリアの大学(ほとんどが国立)は学術研究をする機関ですが、RMITはそのなごりか、職業訓練と学術研究、二つの教育セクターで構成されています。
デュアルセクターの大学は、シドニーにはACU(オーストラリアンカソリックユニヴァーシアティ)しかありません。
ですが、メルボルンにはACU、RMITのほかに、Victoria University、Swinburne Universityなどがあります。
デュアルセクターのいいところは、Diploma、Advanced Diplomaから、Bachelorに入学しやすいところです。
RMITの通訳翻訳修士コースの翻訳や通訳の実習科目は、Advanced Diplomaと合同で行われます。
Advanced Diplomaは職業訓練・実践をメインにしたコースで、NAATIで認定される実践のレベルはAdvanced DiplomaもMasterも同じだからです。
私は本当はAdvanced Diplomaの通訳コースを考えていましたが、Masterでよかったなと思っています。
その理由はまたいつか。
スワンストンStのRMTIのシンボル、Green BrainとStorey Hall
雲みたいなのがGreen Brain アートは時に、理解に苦しみますね。